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子供の肘の脱臼 ≪肘内障≫
肘内障
5歳以下の子供に起きやすい肘の亜脱臼です。
橈骨頭(肘関節の外側)が輪状靭帯(肘関節靭帯の1つ)を潜り抜けて発生します。
子供が手をだらんと下にしていたり腕を上げたがらなければ脱臼している可能性があります。
<起こる原因>
①子供の手を急に引っ張る
②肘が伸びた状態で引っ張る
③寝返りをうった際に腕が体の下に巻き込まれ脱臼する
子供の骨はまだ発達途中でしっかりと輪状靭帯で固定出来ておらず抜けやすくなっています。
子供が肘を少し曲げた状態や伸ばした状態で泣いている事が見られます。
肘の周りに発赤や腫脹は強くは見られません。見られても少しある程度です。
発赤、腫脹が強く出ていたり腕の形が歪んでいたりする場合は骨折、骨端線離開、軟骨損傷などが考えられます。
徒手整復で肘内障が整復されると、すぐ子供は泣き止んだり動かしたりします。
基本的には固定は必要ありません。
再度抜ける事はありますが、骨の成長と共に抜ける事はなくなります。
<ワンポイント>
手の甲が上を向いている状態で手を引っ張らない
SUN整骨院では国家資格を取得している柔道整復師が整復をします。
施術自体は5分もかかりません。
豊中市・岡町でお困りの方は SUN整骨院までお気軽にご連絡下さい。